私がパートタイムで仕事を始めたばかりの夏休み、小学校低学年だった子どもを数日、実家に預ける機会がありました。
移動には電車で約1時間半(何通りかある中から乗換なしを選んで)
最寄りの駅まで子どもを送って行き、到着駅のホームに母に向かえに来てもらいました。
次の機会の時に自分で調べてもらう様にしたら、「もう一人でも行けるね」と自信を持っていたので、本人に調べてもらった方がいいかも、自立につながるんだと思いました。
それから自分のお出かけなどはまず自分で調べさせる提案をするようになりました。
小学生くらいまでは自宅から目的地へは親に連れられて行く場合の方が多いと思います。
どうやって目的地まで行くのかをけっこう知らない子どもが多いんです。
せっかく目的地があるので場所(都道府県)や距離とか移動にかかるお金とかも調べて知識を身に付けちゃいましょう。
目次
小学生になったら目的地までの検索をさせてみよう
どうやって調べる?
今は調べると言えば、Web検索やアプリ検索が主流ですが、他にも図書館や詳しい人に聞いてみるなど色々な方法があります。
調べ方はお母さんとお子さん本人が調べやすい、試してみたい方法でいいと思います。
行く場所によって交通手段も変わります。
公園、遊園地、お買い物(徒歩、自転車、車、公共機関)など…
例えば遊びにいく遊園地までの行き方を調べさせてみましょう。
- 初めて調べるなら…具体的に最寄りの駅とか調べるためのキーワードやポイントなどを教えながらいっしょに調べてみましょう。
- 調べ方が分かっているなら…親子で別々に調べた結果をそれぞれ出し合ってどの方法がいいかを話し合ってみるのもいいと思います。
親も一緒に楽しもう
都心などでは公共機関の移動に関しては色々な方法が出てくると思います。
金額や時間が倍くらい違う、なんていうことを知るだけでも知識が増えますよね。
他のアクセス方法がある事や、目的地の地域の地理などにちょっとふれてみるのもいいと思います。
「近くにお友達が住んでるんだよ」とか「名産は○○だよね~」などあえて会話に出すことで自然に少しでも知識が身につくって理想だよね。
・高学年になったら計画をたてさせよう
計画を立ててもらおう
高学年生、お出かけに慣れてる子は目的地までの検索方法が分かるようになったら次のステップとして本人に計画を立ててもらいましょう。
初めて計画を立てる場合や目的地によってはお母さんも一緒に進めて下さいね。
しおりを作ってもらおう
学校の遠足のしおりみたいな感じが良いと思います。
と言っても、お好きな方法が良いです。
箇条書きのメモでも、慣れてるからLINEやメールなどその他アプリを使いたいとかがあれば好みの方法で良いです。
日時・場所・交通手段・かかるお金・持ち物、ルートの確認など、必要最低限の情報は欲しいので書き方のヒントは出してあげてもらってもいいと思いますが親の好みでなくても文句は言わない!
計画立てること自体が嫌になる原因をその一言で作っちゃう事もあるので気を付けないと…
こどもに連れて行ってもらおう
まず、しおりにそって前日までに(当日なら時間に間に合うように)準備をしよう。
目的や場所にもよりますが、出来る場合は目的地まで親が子どもに連れて行ってもらいましょう。
当日はお母さんは連れて行ってもらうだけで、子どもが主体で目的地に向かうんだという意識をもってもらいながら行動すると良いと思います。
見守りましょう
お母さんってどうしても口が先に出ちゃいますが、電車やバスに乗り遅れたなど計画の時間に間に合わなかった場合があっても小言や文句を言わない!
●「ほら」「だから」などは我慢して使わないようにしましょう。
私はつい使ってしまうのですがこの言葉は禁句です。
そもそもミッションをしなければ良かった、となってしまうかもしれません。
失敗の経験は学ぶことがたくさんあるから「それでいいんだよ」と気持ちを切り替えてどうすればいいかを一緒にに悩んで考えてあげられたらいいですね。
●思っているルートじゃなくても子どもの決めたルートを試してみましょう。
アドバイスをして選択させるという方法ならいいのですが、通常はこっちのルートだから…と訂正して親の意見にしてしまうと、せっかく自分で決めて実行しようとしている自立のチャンスを奪ってしまします。
常識と思っていたけど違う方法を試したら親も知らなかったような新たな発見があるかもしれません。
●迷ったらどう行動すればいいのかを考えましょう。
人に聞いてみる・どこで聞くとか状況に応じて変わってくると思いますが、
本人が解決出来るようにサポートしてあげると自信につながります。
●ポイントごとにしっかり褒めましょう。
そんなことくらいでっ、て程度に思うことも初めての経験は不安もあるのでたくさん褒めてください。
ミッションが達成出来たら、たくさん褒めてあげてくださいね。
- 危険回避以外は口出ししない
- 親の考えを押し付けない
- タイミングで必ず褒める
まとめ
自分で調べて親についてきてもらうという行動を試してみるだけで、身につくことがたくさんあるんです。
当たり前と思っていても違う事があったり、答えが1つじゃないって事を様々な方法で学べます。
大人になれば当たり前の事ですが、子どもにミッションとして早めに経験させることで自信になります。
行きたい場所に、自分で調べていくことが出来る自立の一歩です!
(親ばかですが)わぉ、成長しとるぅーと感動しました。
最後までお読みいただきありがとうございます。